[食料環境セミナー]2023年1月~3月

「ゲノム編集を考える-安全性と生命倫理」
2023年1月21日(土)午後1時30分~3時
遺伝子組換え情報室 代表 河田 昌東さん

遺伝子組み換え食品のあとすぐに出てきたゲノム編集食品。すでにアメリカでは認可され、特許も急増しています。日本では4年前に安倍元首相がハッパをかけたことから、安全性や表示義務なしということもあって、経済界までが力をいれてきています。例えば、筋肉隆々の鯛や豚、血圧を下げるトマト、芽の出ないじゃがいも、アレルギーにならない大豆、そして今ではクローン人間、豚の体内で人の臓器を作りまた人に戻す、小型の豚をつくるなど、生命倫理の問題まで考える必要があります。あくまで人間中心のこのゲノム編集の問題点を詳しくお話していただきます。

「 原発のある町で暮らして-避難指示が解除されたけれど」
2023年2月18日(土)午後1時30分~3時
大熊町議会 議員 木幡 ますみさん

「 福島原発事故から12年-福島の放射能汚染とイチエフの後始末を考える 」
2023年3月18日(土)午後1時30分~3時
京都大学複合原子力科学研究所 今中 哲二さん

東京電力福島第一原発が立地する福島県大熊町、その一部地域で、昨年7月避難指示が解除されました。事故から既に約12年の時が流れました。汚染被害と健康被害、さらに普通にあった生活が崩壊し地域社会が消滅していく、原発事故がもたらすその際限のない喪失を私たちは目の当たりにしてきました。
ところが今回、政権は唐突に、運転期間の延長とともに、原発の新増設の検討を進めると、「原発回帰」へと大きく舵を切りました。
改めて、今、「福島」はどのような状況にあるのか、これから何が必要なのか、2月のセミナーでは、大熊町議会議員の木幡ますみさんに、「原発のある町で暮らして-避難指示が解除されたけれど」のテーマで、避難指示が解除された大熊町での、実際の日々の様子を多方面から聞かせていただきたいと願っています。
また、3月のセミナーでは、原子力工学の研究者の立場から、原子力の否定的な側面に注目し、「原子力発電をやめることに役立つ研究を続ける」今中哲二さんにお話をしていただきます。
多くのご参加をお待ちしております。

ちらしはこちら

●会場:神戸学生青年センターホール(ウェスト100、本館2階)
(阪急六甲下車徒歩2分、JR六甲道下車徒歩12分)
●参加費:600円
●主 催:公益財団法人 神戸学生青年センター
〒657-0051 神戸市灘区八幡町4-9-22
TEL 078-891-3018  FAX 078-891-3019
ホームページ https://ksyc.jp   e-mail info@ksyc.jp 

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