[現代キリスト教セミナー]ユニオン教会の歴史から見る多文化都市神戸

講師: 衣笠 太朗さん (神戸大学大学院国際文化学研究科講師)
日時:2024年5月9日(木)午後6時半~

神戸の多文化性の一部を150 年以上にわたって担ってきたのが、現在神戸市灘区に位置する神戸ユニオン教会です。1871 年に創立され、プロテスタント系居留民のために英語とドイツ語で礼拝をおこなってきた同教会は、ドイツ系をはじめとする欧米圏出身者の交流の場として重要な役割を果たしてきました。(神戸大学HPより)

2023年6~7月にかけて、神戸大学図書館で企画展「港の見える教会から―多文化都市神戸とユニオン教会―」が行われ、これまで公開されなかったユニオン教会に保管された戦中・戦後の写真や史料を展示。ユニオン教会を中心とした外国人コミュニティの歴史を通して、多文化都市・神戸の過去と現在を描き出す貴重な機会となりました。この企画展は専門家グループ「神戸市域における欧米系コミュニティ研究会」のメンバーによって史料整理・共同研究が進められました。今回のキリスト教セミナーでは同研究会代表で神戸大学大学院国際文化学研究科講師の衣笠太朗さんをお招きして講演をしていただきます。

■<衣笠太朗さんプロフィール>
1988年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。秀明大学学校教師学部助教を経て、神戸大学大学院国際文化学研究科講師。専門は中・東ヨーロッパ近現代史。著書に『旧ドイツ領全史――「国民史」において分断されてきた「境界地域」を読み解く』(パブリプ、2020年)、『ヨーロッパ複合国家論の可能性――歴史学と思想史の対話』(共著、ミネルヴァ書房、2021年)、『ドイツ帝国の解体と「未完」の中東欧』(人文書院、2023年)。

会 場 神戸学生青年センター ウエスト100 会議室A
参加費 1000円(当日会場でお支払いください)
チラシはこちら

主 催 神戸学生青年センター
〒657-0051
神戸市灘区八幡町4-9-22
TEL 078-891-3018 / FAX 078-891-3019
ホームページ https://ksyc.jp/ e-mail yamato@ksyc.jp

  • -
    コピー