(品切)
佐治孝典 著
歴史を生きる教会 聖公会と天皇制
ISBN9784906460403
B6判 165頁
1300円+税
2003年8月発行
▽目次
はじめに
目次
Ⅰ 明治・大正期における天皇・天皇制観
1 初期宣教師の場合
2 初期日本聖公会指導者の場合
3 戦争と日本聖公会と天皇
Ⅱ 十五年戦争期における天皇・天皇制観
1 前島潔司祭の場合
2 西村敬太郎司祭の場合
3 佐々木鎮次主教の場合
4 名出保太郎主教の場合
5 その他の場合
6 まとめ
Ⅲ 敗戦時の日本聖公会と天皇
1 竹内寛司祭の信徒宛書簡
2 佐々木鎮次主教の東久邇首相宛親書
3 佐々木鎮次議長の臨時総会告辞
Ⅳ 戦後の日本聖公会と天皇
1 「天ののため」の祈り削除の問題
2 天皇代替わりにおける日本聖公会の対応
3 「日本聖公会の戦争責任に関する宣言」
Ⅴ 今日の天皇像のポイント
1 人としての天皇
2 宗教としての天皇
3 歴史としての天皇
4 制度・機構としての天皇
5 玉としての天皇
6 国家・国民儀礼としての天皇
7 民衆幻想としての天皇
8 二重構造としての天皇
Ⅵ なぜキリスト者は天皇に向き合って対応できなかったのか
1 歴史軽視の教会
2 権威憑依の教会
3 隣り人不在の教会
4 国家に対峙できない教会
5 内閉・自足の教会
6 福音凍結の教会
あとがき