風は炎えつつ

「戦いはまぼろしならず痛みもち野に曼珠沙華爆(は)ぜて咲きたり」
1924年生まれの深山あきさんの歌集『風は炎えつつ』です。深山さんは、6月28日に亡くなられました。縁あって神戸学生青年センター出版部から2004年3月に第二版を出版させていただきました。(初版1987年5月・第二版2004年3月発行)
寿岳章子さんが序文をよせています。
反戦平和のかたまりのような深山さんでしたが、いまこの時代をうれいながら亡くなられたと思うといっそう悲しく思います。
在庫があります。B6判、上製本、209頁、1500円。ISBN978-4-906460-43-4
購入ご希望の方は、<01160-6-1083 公益財団法人神戸学生青年センター>に送料360円とあわせて2010円をご送金ください。

▽目次
序  寿岳章子
原爆許すまじ
敗戦
朝鮮戦争
原水爆実験反対
おびただしき罪業

勝利なき闘争
羽田デモ
解剖室
吉田茂元首相の国葬
異端のごとく
隠されし史実
法隆寺壁画展にて
武器持たぬ党
沖縄
公害
大学紛争
地球はうごく
万国博
新聞
靖国法案政府提出

暗き底流
三島由紀夫の死
政治神話
宮中参賀
横井庄一氏の帰国
高松塚古墳
忠昆碑
戦没者慰霊
小野田寛郎氏の帰国

風は炎えつつ
天皇訪米
天皇の自衛隊発言
平和国家
皇軍慰安婦
成田空港反対闘争
敵視する国ありて
美濃部・黒田知事敗れる
建国記念日
元号法成立
加冠の儀
第九合唱
少数となりゆくときに
韓国光州事件
ドラマ

非武装
反戦集会にて
李順子 望郷の歌
侵略者
軍拡の党
十二月八日
中国残留孤児の来日
教科書問題に思う
核廃絶
指紋押捺
平和行進
スペースシャトルの事故
非武装
国家秘密法案

註解
あとがき

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