歌劇の街のもうひとつの歴史 宝塚と朝鮮人

鄭鴻永(チョンホンヨン)著

歌劇の街のもうひとつの歴史ー宝塚と朝鮮人
ISBN978-4-906460-30-5
A5判 265頁
定価 本体1800円+税
1997年1月発行

増刷しました/2021.10)
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▽目次

まえがき
第一部 埋もれた足跡をたどって
西谷の山にねむる朝畔人たち S
ある朝鮮人部落のルーツをたずねて
武庫川・逆瀬川改修工事と四工場(よんこば)
朝鮮へ行った山本の植木
尼宝線建設工事と小浜村の朝鮮人
皇民化政策と宝塚協和会
良元村の二人の朝鮮人村会議員
宝塚空襲と川西航空機
宝塚の四・二四阪神教育闘争と民族教育
人災だった西田川部落の水害
宝塚の朝鮮寺
第二部 故郷遠く宝塚に生きて(聞き書き)
御岳さんの朝朝鮮人チゲックン 徐己用(ソキヨン)
四工場にあった飯場のこと 崔 伊(チェヌミ)
トロッコで廃川敷を埋めて 申在煥(ジンジェファン)
チョゴリ・ハルモニと呼ばれて 〓泰寿(ペテス)
鳴尾、伊丹飛行場工事から四工場へ 韓点允(ハンチョミョン)
舞鶴の海軍施設工事に連行されて 朴吉男(パクキルナム)
生き残ったのが下思議です 金章煥(キムジャンファン)
七四才まで現役のダンプカー運転手 呉再敬(オジェギョン)
一ヵ月間、学校に泊まり込んだ 崔斗善(チェトゥソン)
「護朝二二三部隊」から日本に帰る 崔聖旭(チェソンウク)
船坂の砂防工事のことなど 徐延廻(ソジョンフェ)
空襲の中を朝鮮から仁川へ 黄斗泰(ファントゥテ)
震で全壊して仮設住宅に住む 呉蓮子(オヨンジャ)
三工場から立ち退きで西田川へ 趙福来(チョボンネ)
「さかなや金さん」の妻として 禹南喜(ウナムヒ)

第三部 資料編

宝塚の朝鮮人関係年表(一九一四~一九四五)
新聞記事資料
あとがき

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