「満州キリスト教開拓村」の知られざる歴史
講師: 石浜みかるさん(ノンフィクション作家)
日時:2024年11月28日(木)午後6時半~
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かつて中国東北部に作られた傀儡国家「満州国」。その支配のために国策として日本全国から約27万人の農業開拓団が送り込まれ、現地の人々の土地を奪い取り、各地に日本人村が作られていきました。そして日本の敗戦により全てを失い、苦難の中で約8万人が帰国できず、悲劇的な最期を迎えたといわれています。実はその日本人村の中に、教会から送り込まれた2つのキリスト教開拓村がありました。
今年1月に日本キリスト教団出版局より『証言・満州キリスト教開拓村』が出版されました。今回のキリスト教セミナーでは、長年調査をしてこられた作家の石浜みかるさんをお招きし、今まであまり顧みられてこなかった満州キリスト教開拓村の歴史についてお聞きします。
■<石浜みかるさんプロフィール>
1941年、神戸に生まれる。戦時中、クリスチャンであった歯科医の父が治安維持法違反で投獄され、広島で服役中に被爆。神戸女学院大学英文科卒、在学中の1963年から1年間イスラエル留学。卒業後、出版社勤務、市民活動(不登校・引き込もり青少年サポート)などのかたわら、ノンフィクションを中心に執筆活動を続ける。
■<主な著書>
『シャローム(こんにちは)イスラエル』(オリオン社)1965年
『あの戦争の中にぼくもいた』(国土社)1992年
『紅葉の影に ある牧師の戦時下の軌跡』(日本キリスト教団出版局)1999年
『変わっていくこの国で 戦争期を生きたキリスト者たち』(日本キリスト教団出版局)2007年 など
会 場 神戸学生青年センター ウエスト100 会議室A
参加費 一般 1000円 /学生・青年 500円(当日会場でお支払いください)
主 催 神戸学生青年センター