2023年2月、新たに神戸に建設された神戸発電所4号機が稼働を開始しました。
神戸には、住宅街から僅か400mの距離に、石炭を燃料とする火力発電所が4基あります。
私たち「神戸の石炭火力発電を考える会」は、公害患者会、環境団体、学識者によって構成する市民団体です。私たちは、地域・地球環境に与える影響の大きさから、多くの市民とともに建設計画に反対の声を上げました。
この写真展は、神戸の石炭火力発電所に向き合い、闘ってきた市民の活動の記録です。
私たちの闘いは続いています
建設計画における手続きにおいて提出された資料を読み解き、問題点を明らかにし、行政に対して建設を認めないように要請してきました。また、日本で初めて公害調停という手続きによって、事業者との対話を通じて建設計画の撤回を求めてきました。しかし、建設計画を止めることが叶わず、裁判所へ訴えることとしました。2018年9月に、神戸製鋼所、関西電力に対して建設・稼働差し止めを求める民事訴訟を起こしました。同年11月には、建設を認めた国に対する行政訴訟を起こしました。2023年、行政訴訟は最高裁において、棄却・却下され裁判は終結しました。現在、企業の責任を問う、民事訴訟の控訴審を闘っています。
私たちは、写真展における出会いを通じて、一人でも多くの方と、神戸の石炭火力問題を共有する場にできればと考え、企画しました。この出会いが、共に変化を進める一歩となることを願っています。
チラシはこちら
日 時:2024年7月20日(土)~8月13日(火)
9:00~21:00 ※初日のみ12:00~
会 場:神戸学生青年センターウエスト100 3Fロビー
(阪急六甲南側 線路沿い西へ徒歩2分)
入場無料
※7/20(土)13:30~15:00 食料環境セミナー ¥1000(大人) ¥500(若もの)です
お問い合わせ:kobesekitan@gmail.com
主 催:神戸の石炭火力発電を考える会
共 催:神戸学生青年センター