(公財)兵庫県国際交流協会民間国際交流事業助成金をいただき、地域住民を対象とした『生活の漢字教室』全6回講座を開催しました。
「漢字にまつわる暮らしの情報や文化背景をみんなで一緒に考える。漢字を通じて、お互いを知り合う機会にする。」という目的を達成し、お互いを文化を知るとても良い機会となりました。
■事業報告
〇プログラム
7月20日:お互いを知ろう!(自己紹介)
好きな言葉をペアでひとつ考え、日本語と外国人の母語で団扇に筆で書きました。
参加人数17名
8月17日:浴衣を着てみよう!
浴衣の着方を動画で見た後、浴衣の名称(襟、裾、左前、帯など)を確認しました。多文化着付けボランティア「和だんすごっこ」のみなさんにサポートしていただき、浴衣を着て全員で盆踊りを踊りました。
参加人数15名
9月21日:災害に備えよう!
神戸市危機管理室の出前トークを利用して、自身と災害の備えについて話を聞いたあと、クイズをしながら、ペアで防災について一緒に考えました。
参加人数12名
10月19日:町の中の漢字を探そう!(フィールドワーク)
ペアごとに、あたえられたタスクを達成するための方法を考え、それぞれ必要なものの写真を町へ出て撮ってきたのち、発表しました。
参加人数13名
11月16日:自分の国の料理を紹介しよう!
料理にまつわる言葉(茹でる、煮る、乱切り、千切り、強火、弱火など)を確認し、その後ペアになり、外国人が母国のおすすめ料理を紹介しました。
参加人数13名
12月21日:一緒に料理を作ろう!
お好み焼き・たこ焼き・焼き肉をグループごとに作り、日本人の各家庭の味を楽しみました。また、自国の料理を差し入れてくれた人にはレシピを紹介してもらいました。
参加人数15名
主催:神戸学生青年センター
協力:『生活の漢字』をかんがえる会
○参加者の声
・やっぱり人間関係、コミュニケーションができてよかった。
・漠然とした交流会だとお国紹介などで終わってしまいそうですが、毎回テーマがあったので、そのことについてもう一段踏み込んだお話ができたことがよかったと思います。
・初めて日本に住んでいる人として様々なことを学びました。もっと参加する人は多くなったら、面白いかなぁと思います。
・勉強したことと日本人たちは実際にやっていることをつながって見られたので本当に勉強にもっと役に立ちました。
・毎回違う人たちと一緒に活動して、その人たちの違う意見を聞くことができて、よい経験でした。