「科学とニセ科学、マイナスイオンから水素水まで」
2016年9月28日(水)午前10時30分~12時
大阪大学大学院理学研究科 教授 菊池 誠さん
健康ブームは衰えることもなく新たな商品が発売され巷にあふれている。しかしその効果に関しては、科学的根拠の実証が試されていないものも多い。マイナスイオンの家電製品は次々発売され続け、昨今、人気に拍車のかかる水素水などその効果には疑問の声があがり、消費者は翻弄されている。このような社会現象・問題について注意喚起をよびかけている菊池誠さんにお話を伺います。
「限界集落の再生の取り組みについて~宍粟市一宮町千町~」
2016年10月26日(水)午前10時30分~12時
NPOひょうご農業クラブ 理事長 増田 大成さん
都市への人口流出の勢いが止まらず、限界集落が増え続けている。その一方、環境を重視する生活スタイルへ移行する人も増えつつあり、限界集落に人が戻り、農業や地場産業が復活してきている地域もでてきた。農村と都市の人的、文化的交流の促進事業・安全な農産物づくりの推進事業などをおこし、宍粟市一宮町で「あこがれ千町の会」を発足された増田大成さん。千町を通した観点から日本の食・農・村の問題に向かい合い、限界集落再生の実践に取り組んでこられたお話を伺います。
「日本型アグロエコロジーをどう考えるか?-Agroecologyと歩んだ三十三年間から」
2016年11月30日(水)午前10時30分~12時
愛媛大学大学院農学研究科 准教授 日鷹 一雅さん
経済発展の優先で進み続けた社会。そのために農業においては、工業型農業が推進されてきました。その一方で食・農を守り里山・里海の生態系保全をめざす、アグロエコロジー運動が生まれました。近年さらにその必要性、重要性の声が盛んになっています。しかしアグロエコロジーの実践を行おうとすれば、この社会の中では簡単に進むものではなく困難な問題が立ちはだかっているのが現実です。このアグロエコロジーと取り組んでこられたお話、日本のアグロエコロジーについてお聞きします。
チラシはこちらss20160911
●会場:神戸学生青年センターホール
(阪急六甲下車徒歩3分、JR六甲道下車徒歩15分)
●参加費:600円
※託児(無料)があります。必要な方は前々日までに予約してください。
●主 催 : (公財)神戸学生青年センター
〒657-0064 神戸市灘区山田町3-1-1
TEL 078-851-2760 FAX 078-821-5878