[朝鮮史セミナー]兵庫・コリアンの歴史の一断面ー三宮、新湊川、武庫川ー

「兵庫・コリアンの歴史の一断面 ―三宮、新湊川、武庫川―」

ちらしはチラシはこちら

1)6月14日(金)午後7時
「三宮―闇市からの復興」
村上しほり さん(㈱スペースビジョン研究所 研究員)

(村上さんは『 神戸 闇市からの復興―占領下にせめぎあう都市空間』(慶応義塾大学出版会、2018.11)を出されました。そこには「闇市からの復興」をテーマに戦後の神戸の歴史が多面的に描かれています。闇市にコリアンも大きく関係しておりその様子も丁寧に書かれています。セミナーでは、「コリアン」に焦点をあててお話しいただきます。)

 

2)6月28日(金)午後7時
「新湊川のコリアンスラム」
本岡拓哉 さん(立正大学嘱託職員)

(本岡さんは『「不法」なる空間にいきる:占拠と立ち退きをめぐる戦後都市史』(大月書店、2019.4)をまとめられました。この本は表題のとおり多面的に「占領と立ち退き」をめぐる問題を論じています。具体的には広島太田川などとともに、神戸新湊川のケースが取り上げられています。セミナーでは、新湊川「大橋の朝鮮人部落」の生成と拡大、消滅、その後の居住者の動向が描かれています。この新湊川のコリアンに焦点をあててお話しいただきます。)

3)7月12日(金)午後7時
「武庫川河川敷のコリアンスラム―1961年の強制代執行―」
孫敏男(ソン・ミンナム) さん(兵庫在日外国人人権協会代表)

(孫さんは川西市にコリアンとして採用され、全国で初めて外国人として管理職となったことがマスコミでも取り上げられました。武庫川河川敷にはコリアン、沖縄出身者等が生活していましたが、1961年、強い抗議行動のなか強制代執行が行われました。その代執行の直前まで河川敷で生活していた孫さんに、河川敷での生活、代執行後のことなどを語っていただきます。)

 

●会場:神戸学生青年センター
●参加費:600円

●主催:公益財団法人 神戸学生青年センター
〒657-0064 神戸市灘区山田町3-1-1
TEL 078-851-2760 FAX 078-821-5878

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