「 有機農業で未来を拓く - 身土不二(地元のものを食べて健康に)で自然と共に生きよう - 」
2019年10月23日(水)午前10時30分~12時
國學院大學名誉教授 大崎 正治さん
有機農業やオーガニックという言葉がすっかり生活にとけこんでいますが、どうやら、私たちが日ごろ食している有機農法による生産物は、思いのほか深淵な世界を背負っているようです。18世紀の産業革命以来200年にわたる技術の発展によって、人々はより多くの工業製品と農産物を享受しましたが、その裏で自然と人間の命や健康が損なわれました。「成長こそが人間が幸福に至る途」という誤った経済信仰をただすために、現状の農業の在りかたを考え直して、新しい生き方を探ります。
国がめざしている大型化ではなく、小規模農業とその生産者を支える消費者がつながり、共に未来を拓こうというお話しです。たくさんのご参加をお待ちしています。
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「 神鋼石炭火力発電所の増設計画と 神戸市域の大気汚染を考える 」
2019年11月27日(水)午前10時30分~12時
神戸の石炭火力発電を考える会 菊井 順一さん
神戸市灘区で運転中の2基の大型石炭火力発電所に加えて、新たに2基の巨大な石炭火力発電所(65万KW×2基=130万KW)の建設が計画され4基になろうとしています。この巨大な石炭火力発電所から、大量のCO2(約690万トン)だけでなく、硫黄酸化物、窒素酸化物、ばいじんなどの大気汚染物質も長期にわたって排出されます。今、神戸で増設が進められる巨大石炭火力発電所から排出されるこれら大気汚染物質によって、将来、神戸市域の大気環境にどのような影響があるのか、どのようなリスクが考えられるのか、近時、課題となっているPM2.5にも着目しつつ、過去から現在に至る大気汚染の推移を振り返りながら、一緒に考えてみたいと思います。
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●会場:神戸学生青年センターホール
(阪急六甲下車徒歩3分、JR六甲道下車徒歩15分)
●参加費:600円 ※託児(無料)があります。
必要な方は前々日までに予約してください。
●主 催 : (公財)神戸学生青年センター