セミナー・関東大震災から100年を迎えて

知られざる「悲しみと怒りの手話」
~自警団によって惨殺された「ろうあ者」たち~

今年は関東大震災から100年を迎えます。
震災直後のデマから官民一体となった朝鮮人,中国人・社会主義者への虐殺事件が起きました。当時、官立東京聾唖学校の生徒と卒業生たち、そして未就学の「ろうあ者」たちが、朝鮮人とまちがわれて、各地の自警団によつて殺害されるという事件が起きました。
自警団は、見かけない人物を呼びとめ「15円50銭」「ぱぴぷぺぽ」の発声を強要し、それが充分にできなかつた「ろうあ者」が殺害されました。
この惨劇の第一報を受けた宮立東京聾唖学校校長の小西信人は、急ぎ在校証明書を作り、教職員らを介して在校生に配布しましたが、間に合いませんでした。
関東大震災100年の今年、この「ろうあ者」殺書事件について学ぴたいと思います。
明石・伊丹「ろう史と手話」研究会代表で、学生センターの韓国語手話講座のメンバーでもあつた藤井裕行さんを講師に講演会を開きます。藤井さんは、「ろう史と手話」の研究を進める中で、今回のテーマに関する新しい史料も発掘され、当時の支援状況も明らかにしています。
ちらしはこちら
※手話通訳つきの講演会です


日時:2023年9月27日(水)午後6時半~
会場:神戸学生青年センターウエスト100、会議室A
  阪急六甲駅下車、線路南を西へ100メートル TEL 078-891-3018
講師:明石・伊丹「ろう史と手話」研究会代表 藤井裕行さん
  元伊丹市役所職員で、50年にわたつて手話と、その手話を母語に生きる人々と交わり、コミュニケーション支援と歴史を生きた「ろう者」の足跡と手話の歩みを探る活動を続ける。
参加費:1,000円

主催:神戸学生青年センター
〒657-0051神戸市灘区八幡町4-9-22
TEL 078…891-3018 FAX 078-891-3019
URL https://ksyc.jp/ Email: info@ksyc.jp

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