今日、子供たちをとりまく環境は益々激しく変化している。食物アレルギー問題をはじめ、所得格差による貧困層の増加は、子供たちはもちろん家族構成員の崩壊にもつながっている。増え続ける貧困層、そんな社会において、人々の助け合い・コミュニケーションはとても大切になってきます。しかし、「一人でがんばらんでええねんで!」「助けてって言ってもええねんで」の思いをどうすれば困っている子供たちや、そのお父さんお母さんに届けられるのか。社会の相互扶助・相互理解というものを考えてみる。
スマートフォンをめぐるトラブルの低年齢化がエスカレートしている。性犯罪被害、課金サービスの高額請求、LINEによるいじめ、過度の依存。親の知らないところで深刻化する問題に対し、いま、全国の小中学校では所持や利用を規制するルール作りが始まっている。しかし、改善は道半ば。問題の所在への大人の認識もバラバラだ。スマホの利用規制に乗り出した自治体などでは、リテラシーを育てる機会も必要だという声も上がっている。スマホの浸透に振り回される子供、大人。この「便利過ぎる」道具とどう付き合っていくのか、「スマホの規制」を通して社会の覚悟を問う。
「 子どもの貧困、負の連鎖を止めるために 」
2015年9月30日(水)午前10時30分~12時、第5週目の水曜日
大阪子どもの貧困アクショングループ 代表 徳丸 ゆき子さん
「スマホ時代の大人が知っておきたいこと」
2015年10月28日(水)午前10時30分~12時
兵庫県立大学環境人間学部 准教授 竹内 和雄さん
「親と子どものための食物アレルギー 予防から治療まで」
2015年11月25日(水)午前10時30分~12時
同志社女子大学生活科学部 特任教授 伊藤 節子さん
「 和食の魅力と、次世代に継承することの意義 」
2015年12月16日(水)午前10時30分~12時、第3週目の水曜日
関西福祉科学大学客員教授 的場 輝佳さん
●会場:神戸学生青年センターホール TEL 078-851-2760
(阪急六甲下車徒歩3分、JR六甲道下車徒歩15分)
●参加費:600円
※託児(無料)があります。必要な方は前々日までに予約してください。
● 主 催 : 神戸学生青年センター
〒657-0064 神戸市灘区山田町3-1-1
TEL 078-851-2760 FAX 078-821-5878