神戸電鉄敷設工事朝鮮人犠牲者を調査し追悼する会

ニュース No.1 1993年10月25日発行

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神戸電鉄敷設工事朝鮮人犠牲者追悼式(藍那トンネル)、中間報告会に参加を!

 「神戸電鉄敷設工事朝鮮人犠牲者を調査し追悼する会」が 7月22日、多くの参加者によって発足し、「追悼する会」として初めて追悼式を来る11月21日(日)に事故落盤事故57周年を迎える藍那トンネルで開きます。
 一九三六年(昭和11)11月26日未明、藍那トンネル東坑口で長さ五〇尺余の崖の上部が突然崩壊し、コンクリート打ち作業中の朝鮮人労働者三〇名の内、一一名が生き埋めとなり六名が死亡しました。この工事は、昼夜突貫工事で続けられ、事故は午前零時過ぎに発生しています。
 また、神戸電鉄敷設工事に携わった朝鮮人労働者は全体で一五〇〇名以上と言われ、一三名もの尊い犠牲者を出しています。
 この犠牲者を追悼するための追悼式と、これまでの調査結果の中間報告会を二部にわけて開きます。多くの参加を訴えます。

妙法華院地図

神戸電鉄敷設工事朝鮮人犠牲者・追悼式
 日時 一一月二一日(日)午前一一時三〇分
 会場 神戸電鉄藍那トンネル前

(10時37分新開地発三木行→11時藍那着)
(一一時 藍那駅集合→北西に徒歩10分)

中間報告会
 日時 同日 午後二時
 会場 妙法華院

(神戸電鉄新開地駅下車、神鉄会館南、地図参照





7月22日、「追悼する会」発足集会、開かれる

神戸電鉄敷設工事朝鮮人犠牲者を調査し追悼する会は、今年四月に市民、団体代表者など各層からなる事務局が出発した。 数度の事務局会議をへて去る七月二二日、正式の発足集会をもちました。以下、発足集会の内容を要約して報告します。

「追悼する会」代表あいさつ

落合重信さん(神戸史学会代表)
 私は在日朝鮮人の問題については、以前、一九四八年の阪神教育闘争のことを書いたことがあります。それが、知られることになり在日朝鮮人史の研究者とも交遊ができるようになりました。その後は基本的に部落の歴史を研究しており、それも解放同盟にも全解連にも出入りしますが、党派に属さないで研究をしてきました。
 私は、南北に分断されている朝鮮の状況が、日本の中にまでもたらされているということは大変不幸なことであると思います。今回、「神戸電鉄敷設工事朝鮮人犠牲者を調査し追悼する会」の代表をお引き受けすることになりましたが、この会の活動が、日本の中でのこのような分断状況をなくしていくためにも役立つような運動であることを願っています。
 神戸電鉄の工事では一三名もの朝鮮人が亡くなられているのに、「碑」のひとつもないということは大きな問題だと思います。我々の会の「調査し追悼する」運動に困難なことがあるかもしれませんが、ともにがんばっていきたいと思います。
 

経過報告

飛田雄一さん(「追悼する会」事務局長)
 神戸電鉄敷設工事に朝鮮人が係わりその過程で事故あるいは労働争議が発生しました。若生みすずさんが、一九八四年四月に「神有電鉄工事の朝鮮人土工争議について」(『在日朝鮮人史研究』13号)が先駆的な論文を書かれ、その後、兵庫朝鮮関係研究会の金慶海さんらの調査により、これまで一三名の朝鮮人犠牲者が出ていること、数度にわたって労働争議が起こっていることなどが明らかになってきています。
 さらに調査を進めて記録すること、そして追悼の意思を表明することが現在の私たちに課せられた課題であると考え、広く市民に開かれた運動として進めていくことが話し合われました。「追悼する会」の原則は、「趣意書」( 8頁)にあるとおりです。何度かの準備会を経て、このような発足会がもたれることになりましたが、さらに運動の輪を広げ、その集大成として兵庫県下で山陰線あるいは昭和池の工事で犠牲となった朝鮮人の名が石碑に刻まれれている例にならって追悼碑を建立したいと思います。

報告「神戸電鉄敷設工事と朝鮮人」

金慶海さん(兵庫朝鮮関係研究会)
 神戸電鉄の敷設工事は賃金不払いから大規模な労働争議が数度起こっているが、ほとんど朝鮮人労働者が争議に立ち上がったいう特徴を持っている。このことは、敷設工事が朝鮮人労働者を抜きにしては成り立たないことを示しており、事実、三〇〇名とも言われる日本人も働いていたが、これらの日本人は付近の村民が石工などに手弁当で通っていたのであり、争議の参加者は確認されていない。
 また敷設工事中の一九二七年から三六年(三木線)間に五回もの事故が発生しており、朝鮮人労働者一三名の死亡が明らかになった。この犠牲者は充分に弔われていないし、現在も立ち退き問題があるなど、調査と追悼は緊急の課題である。(要約のみ。詳しくは「追悼する会」発行『神戸電鉄敷設工事と朝鮮人《資料集》』参照)

●諸団体、個人のアピール

むくげの会世話人
堀内 稔さん
 私は、兵庫県での戦前の在日朝鮮人の労働運動史を研究しており、その関係で当時の新聞記事を調べています。その印象としては、事故などでの死亡記事が多いと思います。見出しで分かる場合も、記事を読んでいると犠牲者の名前に朝鮮人が出てくることもありますが、三分の一くらいが朝鮮人ではないかと思います。今の我々を支えている土木工事などに在日朝鮮人が多くかかわったということですが、神戸電鉄の工事でも一三名が犠牲になっていることはその顕著な例であると思います。調査し追悼する会の運動に共に参加していきたいと思います。

日本キリスト教団兵庫教区・牧師
後藤 聡さん
 兵庫県下のトンネル工事に朝鮮人が関わったということをきいています。私は、加古川近くの曽根というところで牧師をしていますが、姫路と高砂の間にあるトンネルも朝鮮人が掘ったという村の噂があるそうです。記録がないようなのですが、掘り起こしの作業をしなければならないと考えているところです。イラン、バングラデシュなどから労働者がきていますが、労働災害にあっても充分な補償がされていないということも聞きますが、この神戸電鉄の朝鮮人犠牲者のことを考えながら現代につながる問題であるということも考えています。

兵庫在日朝鮮人の人権を守る会事務局長
中嶋 博さん
 人権を守る会は一九六八年に韓国から亡命してきた丁勲相さんの救援活動を契機に、一九七一年に生まれました。神戸電鉄工事における朝鮮人犠牲者の問題は聞けば聞くほど悲惨な状態でありますが、それがいままで手をさしのべられることなく放置されてきたということは、日本人の問題として責任を痛感いたします。井上ひさしさんが「わびの原点」(毎日新聞/月曜日)で、一九八八年アメリカ大統領令によって公式の謝罪が行なわれたということがありますが、それをとりあげて、アメリカという国の詫びの原点についてふれ、なぜそれが日本にないのだろうかと書かれていました。われわれ日本人が政府に要求していくことも大切ですが、われわれ自身が運動を進めていくとくことがまさに「原点」としてこの運動に事務局として関われらせていただいています。今後ともいっしょにがんばっていきましょう。

兵庫県朝鮮人強制連行真相調査団事務局長
成文慶(ソン・ムンギョン)さん
 朝鮮人のひとりとして、この「追悼する会」の運動に努力を払われているみなさまに敬意を表します。私は、強制連行調査の活動に参加しながら、先日は藍那トンネルの現場にも行きました。なぜ朝鮮人が故郷をあとにしてこの神戸電鉄でも働いていたかは、朝鮮が植民地として日本に支配されていたからです。その過程で土地調査事業などがあり日本への渡航を余儀なくされたからです。また安い労働者として朝鮮人が動員されたということです。「追悼する会」の運動が、このような歴史を正しく見つめる契機となり、それが朝鮮と日本の親善友好の促進と、アジアの繁栄のためにつながることを願っています。落合代表が日本には三八度線がないんだからと言われましたが、わたしもそう思いますし、この運動も朝鮮の統一へ向っての動きにつながるものであると思います。ともに手を携えて進めていきましょう。


兵庫朝鮮関係研究会代表
徐根植(ソ・グンシク)さん
 私も七年ほど前から山陰線の余部鉄橋などの工事における朝鮮人労働者のことを調べていて、朝鮮人犠牲者の七名の名前が刻まれている招魂碑にも出会いました。昔のひとはなぜ石碑を建てたのかと考えてみましたが、後世に伝えようとしたことでしょう。私たちは、神戸電鉄の朝鮮人犠牲者の石碑を建てようとしていますが、歴史的な事実を残すという意味で必要ですし、もっと普遍的な問題として人命を無視した無謀な工事をしてはいけないということを伝えるという意味でも必要です。日本の近代の鉄道工事で多くの犠牲者が人命よりも工事が大事だといわんばかりのことが行なわれ、そのなかで特に朝鮮人は犠牲者がでればまた連れてきて補充するとくようなかたちで工事が行なわれた面もあります。犠牲を強いるようなひどい工事は、朝鮮人であろうが日本人であろうがしていけないということを、現在の我々が確認し、それを後世に伝えるという趣旨で碑を建てることが大切であると考えています。


長田マダン会
林久仁恵(イム・クイネ)さん
 この神戸電鉄のことを新聞で知り、また今日ここでお話を伺って、私たちは使い捨てにされる民族ではありません。この日本の鉄道の一部はこのように朝鮮人が作ってきました。私たち朝鮮人が犠牲を強いられた被害者として何かをしてもらうというのでなくて、私たちはあたりまえのことをあたりまえに主張していくことが、この神戸電鉄の朝鮮人犠牲者の追悼碑を作っていく近道になるのではないかと思っています。ともに進めていきましょう。

兵庫県韓国人三民会
李相泰(イ・サンテ)さん
 今年の四月の三民会の例会で、金慶海さんに来ていただいてこの神戸電鉄のことを学びました。日本の鉄道の枕木一本一本が在日同胞ひとりひとりなんだというようなことを聞かされてきました。よくわかりませんでしたが、在日同胞の数多くの人が犠牲になっていたということが分かりました。私のアボジも神戸にいて、土木工事で働いたり、風呂屋の三助をしたりしていましたが、まさにわれわれ在日二世の両親が祖父母が、鉄道工事現場などで働き、犠牲になったということです。いまの社会を築いた礎でもあると思いますし、そういう人々の冥福を祈り、二度と繰り返さないように、そして三世四世に伝えていくための努力を続けたいと思います。

青丘文庫代表
韓皙曦(ハン・ソッキ)さん
 私は一九二六年に朝鮮から大阪に来ましたが、大阪の猪飼野で長く暮しました。青丘文庫で行なわれている在日朝鮮人運動史研究会(関西部会)でも、地域の在日朝鮮人の歴史を研究していますが、調査し記録することは多くの努力を必要とすることですが、非常に大切な作業であることを痛感しています。神戸電鉄の朝鮮人犠牲者のこと、そこで行なわれた労働争議のことなどを「追悼する会」で調査・記録することが、全国各地で続けられている歴史を掘り起こす作業と連携をとりながら、在日朝鮮人の歴史の全体像を明らかにすることにもつながることを望んでいます。

韓学同兵庫
鄭洋伸(チョン・ヤンシン)さん
 私自身がこの神戸電鉄敷設工事の朝鮮人犠牲者のことを知ったのは昨年一一月の新聞記事が初めてです。私の父は藍那トンネルの近くに住んでおり、昨年の追悼式にも参加してそのときの新聞の写真にも写ったりしていたので特にその記事が印象に残っていました。戦前の歴史で苛酷な条件のもとで多くの朝鮮人が労働を強いられましたが、神戸電鉄の敷設工事もその一例だと思います。私たちは、一世が歩んできた歴史を知ることが必要であり、それが私たちの現実を切り開いていくことにつながるものと思います。この運動に共に参加していきたいと思います。

韓青/韓統連
高祐二(コ・ウイ)さん
 私は高校の三年間、神戸電鉄で通っていたんですけど、よくこんな山にレールを敷いたなと思っていたんですが、それがわたしたちのアボジ、ハラボジであるとは知りませんでした。いま六甲の北側には住宅地が広がっており多くの人々が利用している神戸電鉄ですが、この敷設工事に朝鮮人が働いたということを広く知っていただきたいと思います。そして、犠牲となって供養もされず、無念の思いをされている朝鮮人犠牲者を追悼する活動に積極的に参加していきたいと思います。

高校教師
徳富幹生さん
 私は高校の社会科の教師をしていますが、日本と朝鮮の問題に関心をもっているものです。先程の高君の通っていた鈴蘭台高校の教師もしていて今日高君と久しぶりにお会いしました。水俣の出身で、水俣といえば窒素ですが、その前身の朝鮮窒素株式会社は、朝鮮で多くの労働者を使役したことでも有名で社会科の教師としてそのようなことにも関心をもっています。神戸電鉄の朝鮮人労働者のことなど、地域の在日朝鮮人の歴史を掘り起こすことは大切なことだと考えており、私もそのため努力をしたいと思います。

神戸電鉄有志
 私は、神戸電鉄の先輩から敷設工事で犠牲者がでたということをすこしは聞いていましたが、新聞記事を読んで、やはりそうだったのかと思いました。神戸電鉄で働くものとして、当時賃金も貰えずに労働争議を起こした朝鮮人たち、そして死んでまでも人間扱いされないということは、大きな問題である思います。微力ですができるだけのお手伝いをさせていただきたいと考えています。

行動提起

 全隆男(チョン・ユンナム)さん(兵庫県韓国人三民会)より「追悼する会」の今後の行動提起が次のように提案され、参加者の拍手で確認された

  1. 調査活動の具体化(調査チームを発足させる)。
  2. 賛同人を広く募る。
  3. 神戸電鉄株式会社に資料の提供を依頼する。
  4. 「追悼碑」建立をめざす。
  5. 当面、11月21日(日)−藍那トンネル事故五七周年−に追悼集会、中間報告会に全力で取り組む。



神戸電鉄本社を訪問し、要望書を出しました

 去る九月九日、落合重信代表をはじめ飛田雄一事務局長、金慶海李相泰全隆男事務局員の五名が神戸電鉄本社を訪問し、

  1. 神戸電鉄株式会社が所有している神戸電鉄敷設工事と朝鮮人労働者に関する資料の提供等、当会の調査活動への協力
  2. 敷設工事の過程で犠牲となった朝鮮人労働者の「追悼碑」の建立への協力

以上の要望書を提出した。
 神戸電鉄側からは加藤義久庶務課長が対応され、事実関係を客観的に調査しているならば協力し資料も提出したいとの回答があった。
 さらに落合氏から、「神戸電鉄50年史には朝鮮人労働者が敷設工事に係わった記述が一ヶ所もないのは理解できない。今後の友好関係を築いていく上にも事実をきちんと記載していく必要がある」と述べられた。
 

第二次訪問

 去る九月三〇日、飛田雄一事務局長、金慶海、全隆男事務局員の三名が神戸電鉄本社を訪れ、先に提出した要望書の回答を聞いた。
 神戸電鉄側から加藤義久庶務課長と井上進次庶務係長が同席し、加藤課長より、

  1. 調査したが朝鮮人労働者関係の資料がなかった、
  2. 50年史編纂のときの資料は新聞の切り抜きやコピーが主であった、
  3. 50年史編纂のときの資料は本社にあるので、何時でも見せることができる、
  4. 神鉄の谷上資料室の分も事前に言ってもらえれば見せることができる、
  5. 追悼碑建立に関しては具体的な提案があれば検討してみたい、

との回答があった。
 飛田事務局長より、「改めて日時を連絡するので、本社および谷上資料室の資料を見せていただきたい」との要望を述べたところ、加藤庶務課長より「わかりました、ご協力いたします」との即答があった。 (全隆男記)


よびかけ

 日々ご健勝のことと存じます。
 神戸電鉄(株)の敷設工事の過程で多数の朝鮮人労働者たちが、苛酷な労働状況のもとで働き、この工事の期間中(一九二七〜二八年および一九三六〜三七年)一三名以上の尊い生命が犠牲になったという事実が最近明らかになりました。
 このような事実に鑑み、彼ら朝鮮人労働者たちの実態を調べ、一三名の朝鮮人犠牲者を追悼することが、日本と大韓民国、朝鮮民主主義人民共和国とのこれからの友好を築く一助にもなるとの思いから「神戸電鉄敷設工事朝鮮人犠牲者を調査し追悼する会(仮称)を発足させようと思います。
 この会は、上記の趣旨に賛同される方で、国籍、政党等は一切問わず、個人、団体が加入できるものといたしたいと思っています。多くの方々の賛同・参加をお待ちいたします

     一九九三年七月

   神戸電鉄敷設工事朝鮮人犠牲者を 調査し追悼する会
      呼びかけ人代表  落合 重信

呼びかけ人


落合 重信 神戸史学会代表
本岡 昭次 社会党参議院議員
浦井  洋 元共産党衆議院議員
柏原 淳江 神戸YWCA総幹事
新間 智照 アムネスティー神戸
堀内  稔 むくげの会世話人
麻田 光広 在日朝鮮人・兵庫人権セミナー
河村宗治郎 戦争を起こさせない市民の会代表
上垣 正明 兵庫在日朝鮮人の教育を考える会代表
飛田 雄一 神戸学生青年センター館長
北里 秀郎 日本キリスト教団兵庫教区議長
宮崎 定邦 兵庫在日朝鮮人の人権を守る会代表
初瀬 龍平 神戸大学教授
家  正治 神戸外国語大学教授
滝沢 秀樹 甲南大学教授
領家  穣 追手門学院大学教授
若生みすず 在日朝鮮人運動史研究会関西部会会員
成 文 慶 兵庫朝鮮人強制連行真相調査団事務局長
呉 相 現 兵庫県韓国人権益擁護委員会委員長
金 守 良 神戸朝日病院院長
李 鐘 順 兵庫在日外国人保護者の会代表
朴 鐘 鳴 錦繍文庫理事長
徐 根 植 兵庫朝鮮関係研究会代表
権 誠 治 長田マダン実行委員長
林 茂 男 兵庫県韓国人三民会会長
韓 晢 曦 青丘文庫代表
黄 光 男 兵庫民族差別と闘う連絡協議会代表
慎 ハ 浩 コブクソン会会長
郭 賢 鶴 近畿朝鮮人教職員会代表
高 龍 秀 甲南大学講師
鄭 承 博 作家
金 正 郁 陶芸家

(1993年7月22日現在)


〒657-0064 神戸市灘区山田町3-1-1 (財)神戸学生青年センター内

Tel 078-851-2760 Fax 821-5878

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