731部隊細菌戦裁判原告の証言を聞く集い

 

●日 時 2004年3月19日(金)午後6時30分

●会 場 神戸学生青年センターホール

●参加費 1000円

 

証言 原告団長 王 選さん、他

 

 1940〜42年、731部隊が細菌戦を実施しました。被害をうけた中国人の遺族ら180人が日本政府を訴え、「細菌戦裁判」が争われています。2002年8月27日、東京地裁は、「731部隊は陸軍中央の指令に基づき、1940年の浙江省の衢州、寧波、1941年の湖南省の常徳に、ペスト菌を感染させたノミを空中散布し、1942年に浙江省江山でコレラ菌を井戸や食物に混入させる等して細菌戦を実施した。ペスト菌の伝播(でんぱ)で被害地は8カ所に増え、細菌戦での死者数も約1万人いる」と細菌戦の事実は認定しましたが、原告の請求(謝罪と賠償)に関しては全面的に棄却しました。

 裁判は、いま舞台を東京高裁に移して争われています。来る3月18日には、第4回公判が開かれ、王選さんら原告が参加されます。私たちは原告たちに公判後、神戸に来ていただき、兵庫南京パネル展のプレ企画として原告たちの証言を聞く集会を開きます。ふるってご参加ください。

主催

・「南京・閉ざされた記憶」展兵庫実行委員会

 TEL 078-341-1080(自治労内)

・神戸・南京をむすぶ会 

TEL 078-851-2760(神戸学生青年センター内)

後援・神戸学生青年センター

神戸・南京をむすぶ会神戸学生青年センター