「むくげ通信」２０１号／２００３年１１月
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むくげ拡大グルメの会
韓国家庭料理「全州元町店」 飛田 雄一
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今回の会は「全州元町店」。三宮東急ハンズと県民会館の中間あたりの北側といえば、分かる人には分かりやすい？だろうか。私は、昨年１、２度、昼定食を食べに入ったことがあるが、そのときは韓国で流行している「タッカルビ（鶏肉の焼肉）」が売りの店だった。先日、ＮＧＯ神戸外国人救援ネットの会議の後で、お世話になっている佐藤弁護士が懇意にしているカムジャタン（ジャガイモ汁）が有名な店があるので是非みんなで行ってほしいという話があり、ではということで出かけた。到着してみるとこの全州だった。韓国から何年前かにやってきたオモニの手料理、アルバイトに韓国人留学生が働いていた。
それがなかなかのご馳走だったのである。韓国でカムジャタンを何回か食べたことがあるが、小さな入れ物の普通のカムジャタンだった。全州のそれは、ブタの背骨がゴロゴロと入っているのである。テールスープのようにである。ただ、ブタの背骨はテールよりもだいぶ細い。
グルメの会参加者は２０名。学生センター朝鮮語講座上級同窓会&中西聡子帰国・就職祝賀会、それに有機農業視察に来られた韓国農漁村社会研究所のお二人が加わった。最初から急ピッチで食べ飲みおしゃべりをした。ビール、焼酎、マッコリをどれほど飲んだか分からないくらいだ。
料理もカムジャタンだけではない。フェ、チジミ、チャプチェなどなど、たくさんいただいた。どれも美味しいものだった。最後には、うどんをいれるグループあり、朝鮮語講座趙先生指導による焼き飯グループありで堪能した。食べに食べ飲みに飲んで、だいたい一人3000円ぐらいのものだったので、リーズナブルな店と言えるのではないかと思う。私のおすすめの一店でした。
（写真提供／森崎和夫）
●韓国料理「全州元町店」
神戸市中央区下山手通３丁目１５−１９ 三石ビル１階
電話０７８−３９２−７０５０