夏は再びやってくる
―戦時下の神戸・元オーストラリア兵捕虜の手記−
出版記念講演会

              ●ジョン・レインさん来る!●

ジョン・レイン著・平田典子訳

Summer Will Come Again

夏は再びやってくる

―戦時下の神戸・元オーストラリア兵捕虜の手記−

(神戸学生青年センター出版部 1890円 A5 264頁)

●出版記念講演会●

2004年3月13日(土)午後2時

講演@ ジョン・レインさんと神戸捕虜収容所

        神戸港調査する会 平田典子氏

講演A 日本の捕虜政策 

       恵泉女学園大学教授 内海愛子氏

講演B 神戸捕虜時代をふりかって

        元豪兵捕虜 ジョン・レイン氏

会場 神戸学生青年センターホール

参加費 1000円(学生500円)

<よびかけ>

 神戸港における戦時下朝鮮人・中国人強制連行を調査する会(代表・安井三吉)は、1999年10月より調査活動を進めてきました。その過程で神戸の捕虜収容所で連合軍捕虜が強制労働を強いられた事実が明らかになってきました。今回来日するジョン・レインさん(1922年生)は、オーストラリア兵として戦争に赴きましたが1942年2月15日、「シンガポール陥落」によって捕虜となり神戸に連れてこられました。その後、日本の敗戦まで3年半にわたって苦しい捕虜生活を強いられました。本書は、レインさんが当時の日記をもとに、捕虜としての悲惨な労働や過酷な取り扱いを受けた体験、日々の屈辱と恐怖の生活の様子などを書いたものです。退職後の1987年にオーストラリアで出版され、2000年からはホームページ http://www.summer-will-come-again.com/ でも公開されています。調査する会では、ジョン・レインさんから翻訳許可を得て出版いたしました。

 出版を記念してジョン・レインさんと、近く『日本の捕虜政策』を出版される内海愛子さんをお招きして記念講演会を開きます。貴重な機会です。是非ご参加ください。 

●購入方法・下記郵便振替で1890円(送料調査する会負担)をご送金ください。

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ジョン・レインさん招請のための募金/目標40万円を募っています。ご協力をよろしくお願いします。

郵便振替<00920-0-150870 神戸港調査する会>でご送金ください

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■調査する会の出版物紹介

【論文集】調査する会編

『神戸港強制連行の記録−朝鮮人・中国人そして連合軍捕虜−』

明石書店 2004年1月 定価4725円 四六判 352

        

【副読本】調査する会編・発行(執筆・宮内陽子)

『アジア・太平洋戦争と神戸港―朝鮮人・中国人・連合国軍捕虜―』

2004年.2月 B4 32頁 定価840円 発売・みずのわ出版

 

※調査する会では、論文集を特価3800円+送料210円=4010円、

副読本を800円+送料110円=910円で発売中です。上記郵便振替で申し込みください。

●主催

神戸港における戦時下朝鮮人・中国人強制連行を調査する会(代表・安井三吉)

657-0064 神戸市灘区山田町3-1-1 神戸学生青年センター内

TEL 078-851-2760 FAX 078-821-5878

 e-mail hida@ksyc.jp http://www.ksyc.jp/kobeport/

調査する会HP神戸学生青年センター