[食料環境セミナー] 2019年3月

第500回記念講演会

「日本の食料・農業・農村の未来」

2019年3月16日(土)午後2時~4時
第3週目の土曜日

神戸大学名誉教授 保田 茂さん

食料環境セミナーは神戸学生青年センターの活動の中心である3本の柱の1つとして1973年6月に始まりました。そして45年間毎月1回開かれ2019年3月で500回を迎えました。

このセミナーを最初に提唱されたのは兵庫農漁村社会研究所所長であり、現在神戸学生青年センターの理事長である保田茂さんです。当初は食品公害セミナーとして出発し、「今何を学び何をすればよいか」という題で幕あけしました。母乳に農薬が含まれていることが大きな問題になり、農薬を使用する生産者とそして消費者は大きな不安を持つことになり、同時に加工食品に含まれる化学物質についても何が使われ体にはどんな影響があるかなど学びたいことが一杯でした。

45年経った今、改善されてきたかというと決してそうではありません。このセミナーの名前を94年から食料環境セミナーと改名しました。私たちを取り巻く食料環境は食べ物だけでなく、広く水、空気も含め、昆虫や動物までも視野にいれて考えないといけないからです。

2018年11月のセミナーは種子法廃止の問題を取り上げましたが、食料環境問題は日本だけではなくなってきました。異常気象と世界的にも大きく変動する食料環境に対して今、保田さんは自分で堆肥を発明し、有機農業に取り組んでおられます。これからの食料環境をどのように考えていくかなども含めて確かな理論と実践をしておられる保田さんから記念すべきこの500回目のセミナーでお話を聞きます。

ぜひ多くのご参加をお待ちしております

 

チラシはチラシはこちら

●会場:神戸学生青年センターホール
(阪急六甲下車徒歩3分、JR六甲道下車徒歩15分)
●参加費:600円 ※託児(無料)があります。
必要な方は前々日までに予約してください。
●主 催 : (公財)神戸学生青年センター
〒657-0064 神戸市灘区山田町3-1-1
TEL 078-851-2760  FAX 078-821-5878
ホームページ http://ksyc.jp  e-mail info@ksyc.jp

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