[朝鮮史セミナー]どうして「竹島=独島」問題は「今」起こっているか

最終更新日: 2012年11月13日

どうして「竹島=独島」問題は「今」起こっているか

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講師:神戸大学大学院国際協力研究科教授/NPO法人汎太平洋フォーラム理事長

木村幹(きむら かん)さん

日 時:2012年12月4日(火)午後7時

会 場:神戸学生青年センター TEL 078-851-2760

参加費:600円

2012年8月10日の韓国李明博大統領の竹島(韓国名:独島)上陸により、日韓関係は大きく揺るがされている。しかし、そもそもこの島を巡る紛争はどのようなものであり、何故に我々は、「今」この島について、議論しているのだろうか。

この事を理解する為には、我々が知らなければならない事が幾つかある。第一は、そもそもこの島を巡る領土紛争はどのようなものであり、日韓両国は「何」を争っているのか、という事だ。この点を考える上でポイントになるのは、よく使われる「固有の領土」とは何なのか、という事である。実はこの概念は、日本政府が第二次世界大戦後、北方領土問題を議論する際に使うようになったものであり、戦前は用いられていなかった。本来、この概念は、「ある特定の地域に対して実効支配をした主権国家が自分達だけしかない」という内容を有しており、それ故、古地図や古文書に島がどのように記載されていたかとは、殆ど関係をもっていない。にも拘らず、この概念が、今日拡張されて竹島/独島問題や尖閣問題にも拡張、或いは誤用された結果、東アジアにおける領土紛争は、不必要に複雑なものとなっている。

第二にこの問題を巡る論点がどこにあるかという事だ。大きな論点は、二つある。一つは1905年における竹島/独島編入が有効であるか否か、という事であり、もう一つは朝鮮半島の植民地支配終了後、日本と韓国の間の国境線がどこに引かれたかである。ここではその歴史的経緯をもう一度確認し、何故に問題が大きくこじれてしまったかを明らかにする。

第三に何故に「今日」この問題が大きくクローズアップされているかを明らかにする。日韓間の他の紛争と同様に、実は竹島/独島を巡る紛争は、近年顕著に増加している。どうして交流の拡大にも拘らず、紛争は激化しているのか。長期的な日韓関係の変化の中で竹島/独島問題の重要性変化について議論する。(木村)

主催:(財)神戸学生青年センター & NPO法人PO法人 汎太平洋フォーム

問い合わせ先 〒657-0064 神戸市灘区山田町3-1-1

神戸学生青年センター(担当、飛田雄一、ひだ ゆういち)

TEL 078-851-2760 FAX 078-821-5878

http://ksyc.jp/ info@ksyc.jp


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