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南京大虐殺幸存者の証言を聞く会 in 神戸

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チラシPDFファイル

 神戸・南京をむすぶ会は今年も中国より「幸存者」(中国では幸いに生存したという意味でこの言葉をつかいます)をお迎えして証言集会を開きます。むすぶ会は、96年に「南京1937絵画展」を開催したメンバーが作った市民グループで、毎年8月には南京大虐殺の現場等を訪ねるフィールドワークを行ない、12月には南京から幸存者を招いて証言集会を開催しています。

 日本国内では、未だに「南京大虐殺はまぼろし」と主張する人々が、様々な方法でこうした日本軍の蛮行の事実を、歴史の闇に葬り去ろうとしています。歴史をねじ曲げ、侵略を美化する動きを許してはなりません。

 下記のとおり幸存者2名と研究者1名をお招きして証言集会を開催いたします。ふるってご参加ください。

 

日時 2005年12月6日(火)午後6時30分

会場 神戸学生青年センターホール

     TEL 078-851-2760 阪急六甲下車徒歩3分

参加費 1000円(学生500円)

 

証言@ 陳秀華さん(女性・76歳)

陳秀華の母親は陳秀華を連れて、1937128日石地村に逃げた。母親は日本軍に銃でうたれたて死んだ。陳秀華本人も手に一発弾が当った。更に臀部にも一発当った。幸いに生き延びた。現在も背部に傷跡が残っている。

 

証言A 陳広順さん(男性・81歳)

1938年農暦の正月9日(28日)、日本軍は西崗頭で村民23人を集団虐殺した。全部機関銃で撃ち殺された。陳広順は一人の軍官に引っ張られて虐殺現場に行った。そして、その日で虐殺の一部始終を目撃した。その伯父陳治富、従兄弟の陳広発、三番目の兄の陳広寿(17歳)は逃げ回っている時に前後して日本軍に銃で撃たれて殺された。

 

講演  戴袁支さん(ジャーナリスト、北京青年報記者)

 

※幸存者招請のための募金をお願いします。送金先・郵便振替<00930-6-310874 むすぶ会>

058月南京済南青島フィールドワーク報告集ができました。送料とも500円。上記郵便振替で。

 

主催:神戸・南京をむすぶ会(代表/佐治孝典、副代表/佐藤加恵、林同春)

657-0064 神戸市灘区山田町3-1-1 神戸学生青年センター内

TEL 078-851-2760 FAX 078-821-5878

ホームページ http://www.ksyc.jp/nankin/ e-mail hida@ksyc.jp

後援:神戸学生青年センター

神戸・南京をむすぶ会神戸学生青年センター